世の中全員正社員にしたら介護休業など取れない

全員正社員の幻想

親の介護をしなくならなければいけない状態になった時の
対応は様々あります。

その一つが介護休業法(http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/tp0701-1.html)です。

ここではその取得率は論じません。

ただ、介護休業を取った場合、その人の仕事を肩代わりしてくれる人、または
フォローしてくれる人がチームや部署にいて賄えればいいのですが、
どう考えても人手不足の時、外部から雇わないといけません。

しかし、それは介護休業している人が休んでいる間だけお願いしたいわけで、
ずっといるとなると、平時は人員過剰となります。
会社としてはそんなことしたくないわけです。

ということは、そこは非正規雇用で期間の決まった仕事になります。

選挙で「全員正社」という政党がありましたが、全員正社員になると
介護で休むひとの穴埋めが出来なくなります。

極端に言うと「介護で休むな」と言っているように感じます。

介護離職を防ぐためには、非正規で働いてくれる人が必要なわけです。

全員正社員は無理

ただ、これは大企業の正社員の話。

じゃあ、非正規の人が「介護」するために介護休暇取りたいと言ったら?
契約終了です。派遣会社は無給の待機。

うーん、格差社会ですねえ。

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